信頼の構造 (山岸俊男 1998)
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他者が約束を守ってくれること、自分の不利益になるような行動をしないこと、所謂「信頼」と一括りで呼ばれているものを、「信頼」と「安心」を別の概念として定義する事で、信頼関係の誤謬を明らかにしようとした本 人が利己的に振る舞った結果、一見「お互いに協力し合う信頼関係」が構築されるように見える
日本の集団主義的な社会の状況は、実は利己的な人間不信者を生み出しやすい土壌になってしまっているのでは?という痛烈な批判にも繋がっている